中古住宅(中古マンション)をリノベーションするメリット・デメリットとは

最近、よく耳にする「リノベーション」。

ここでは、中古住宅や中古マンションをお持ちの方で改築を検討されている方、老朽化した物件を新築のものより良くしたいとお考えの方に、リノベーションのメリット・デメリットをご紹介いたします。

リノベーションってそもそも何なの?

リノベーションという言葉は最近マスコミなどでも紹介されることが増えていますが、「リフォーム」と同じような意味合いで使っている方が多いのではないでしょうか。

しかし、リノベーションとリフォームには根本的な違いがあります。
以前から耳にするリフォームが、「中古建築(老朽化した建築物)を新築の状態にまで戻すこと」を意味するのに対し、リノベーションは「中古住宅(老朽化した建築物)を大幅に改築し、新築状態よりも良いものにすること」を意味します。

この大幅な改築によって、居住空間をより洗練されたものに仕立て直したり、各個人に適した状態に作り直したりすることが可能になるのです。

中古住宅や中古マンションをリノベーションすることのメリットとは

リノベーションを行うことで得られるメリットをいくつかご紹介いたします。

・自分に適したオリジナルな生活環境を自由にデザイン

集合住宅や賃貸マンションなど多数存在しますが、同じような内装、機能で画一化されています。
言ってみれば、「人が生活環境を作る」のではなく「人が生活環境に合わせている」状況です。

これに対し、リノベーションは自身の生活環境を自分の好みでデザインできる点に利点があります。
既存の住まいでお気に入りの部分は残しつつ、不満な部分は積極的に改善できるのです。

・住まいの選択肢の幅が格段に広がる

例えばマンション選びの際、職場や学校などを基準に、駅との距離や交通の便、近くにお気に入りの店があるかなどが物件選びの基準になるでしょう。

この場合、まず複数の物件から候補を絞り、その中から一番条件のよいものを選択するのが普通です。
選択肢が最初から規定されてしまっています。

これに対し、リノベーションすることを念頭に置けば、選択の幅が格段に広がります。

立地が自分にとって最高だが、内装などいまいちな物件があったとします。
普通なら別の物件をあたるか、我慢してそこに住むかを選ぶでしょう。

しかし、リノベーションするという選択肢を取れば、その物件を自分にとって最高のものへと造り変えることができるのです。

・新築するよりも圧倒的な安さ

自分の使い勝手の良い造りにするなら、新築すればよいのではないかと思われるかもしれません。
しかし、値段をとってみると、一般的にリノベーションの方が新築するよりも20%程度価格がおさえられます。

安いうえに、満足のいく居住空間を手に入れられることが、リノベーションの大きな魅力のひとつとなっています。

中古住宅や中古マンションをリノベーションすることのデメリットとは

逆にデメリットとしては、中古住宅・マンションならではの、耐久性に不安が残るという点がひとつあります。
築何年か、耐震設計かどうかを事前にチェックしておきましょう。

また、業者との打ち合わせや工事に時間がかかり、住み始めるまでに比較的長い期間が必要である点にも注意が必要です。

新築より安いのは確かですが、改築には住宅ローンが使えず、リフォームローンしか組めません。
このリフォームローンは住宅ローンより一般に金利が高いため、その負担を考慮の上、選択する必要があります。