土地活用を成功させるためのポイントとは

資産運用において、株や通貨など実物がないものを取引するよりも、実物のある取引のほうが安心感があります。
その実物の資産運用で代表的なものが不動産投資です。

しかし、土地をすでに持っているならば、新たに不動産を購入するのではなく、所有している土地を有効利用する「土地活用」で収益を上げていくことを考えたほうが良いでしょう。
土地が手元にあるので、銀行からの融資を受けやすく、また建物を建てるときにも土地の購入費を浮かせることができるからです。

けれども、土地があるからといってすぐに成功できるとは限りません。
そこに何を作るのか、どの程度の収益が期待できるのか、もしものときには辞めることができるのかというように、ありとあらゆることを想定しなければ堅実な運営ができないからです。

では、土地活用を成功させるために必要となるポイントを、大きく3つに分けて紹介していきます。

土地活用をする目的や意図を明確にする

土地を活かすといっても、その上に賃貸物件を建てる、駐車場を作る、商業施設を作るというようにできることはいろいろあります。
堅実な運営をしていくためには、なんのために土地を空き地ではなく土地活用させるのか、という目的や意図をオーナー自身がもっていなければいけません。

節税効果を期待し、その上で多少の収益を得られたらいいというのであれば、比較的自由で滞納や隣人トラブルのリスクが少ない駐車場を選択すれば良いですし、収益を多く得たいというのであれば、高層の賃貸物件を建ててより多くの入居者が入るようにすれば良いのです。

まずは土地活用の目的と将来のビジョンを明確にし、具体的な方法については業者やと相談をしていく中で決めていくようにしましょう。

事前調査をしっかりと行い、計画をきちんと立てる

土地があっても、その周辺に働く環境がない、商業施設もない、交通機関も不便だというのであれば、高級マンションを建てても入居者など現れません。
土地活用は、立地や周辺の環境など様々な要素が関係するので、事前に物件の状況を調査して、最適な計画を立てることが重要です。

オーナー自身が調べるのは当然のことながら、不動産会社や銀行の調査能力も使って確かな情報を仕入れましょう。
また、不動産会社と協力して事業計画の立案をしていくならば、オーナーの要望を十分に取り入れつつ、長期の視点で収益確保を目指す会社をパートナーとして選ぶようにしましょう。

運用してからのリスクを想定し、備える

当然ながら世の中は流動的ですから、当初の予想とは違った動きをすることを念頭に置いておかなければなりません。
工場の近くだったので賃貸物件を建てたが、工場が撤退してしまったので空き室ばかりになってしまった、というようなリスクも想定していないと実際に起こり得るのです。

また、火災や地震のための損害保険や、空き室保障、滞納保障がある業者との契約など、リスクへの備えは十分にしておきましょう。