ビルの省エネ・節電対策

省エネ・節電対策は、日々膨大なエネルギーを消費するビルや建物にとっては大きな課題といっても過言ではありません。ではどういった省エネ・節電対策があり、どういった効果が見込めるのでしょうか?

ビルの省エネ・節電対策

○クール・ビズ、ウォーム・ビズ
ビルや建物の省エネ対策は、細かなところからコツコツと取り組むことが重要です。中でも、ビルや建物全体のクール・ビズ、ウォーム・ビズは個々の負担は小さいものの、大きな効果を上げることが見込まれます。

空調設定温度の固定・稼働時間の短縮や、パソコンの節電設定、トイレの暖房便座の停止、ブラインドやカーテンの使用、こまめな消灯活動など、利用者にも省エネ・節電を心掛けるように促すことが重要です。

○温度・照度などの設定見直し
昨今では、冷暖房などに使われるエネルギーが、建物のエネルギー消費の大部分を占めるようになりました。管理標準に基づいてエネルギーロスを減らすように設計したり、運用することがビルの省エネ対策に効果的です。

○太陽光発電システム
ビルや建物オーナーが実践する省エネ対策、なかでも大規模なものに「太陽光発電システム」の導入が挙げられます。太陽光発電は、省エネやCO2削減などの効果が見込め、ビル・建物の屋上などのスペースを利用でき、昨今の技術改良によりエネルギーロスが少ない効率の良い発電が期待できます。

○照明設備
照明機器は、オフィスビルでは全体の約1/3、そのほかの建物でも約1/5の電力エネルギーを消費していると考えられています。省エネ型の器具への交換や自然光等を活用したり、使用していない箇所の消灯など、様々な取り組みをする必要があります。

○空調設備
ビルや建物内の汚れた空気を排出したり、外気を取り入れる設備である空調設備は、日々のメンテナンスや効果的な使用により省エネ効果が見込まれます。フィルターの定期的な清掃・交換や管理会社との連携を取って、無駄なエネルギー消費を防ぎましょう。

○給水設備 ビルや建物の給水設備は「直結方式」と「受水タンク方式」に大きくわけることができます。それぞれの方によって節電・省エネの方法が異なり、専門的な知識を持った管理会社に省エネ対策を依頼しましょう。

スマイスター編集部より

ここでは省エネ・節電対策の種類をご紹介しましたが、ここで共通していることは「いかに消費するエネルギーを抑えながら、快適な環境を維持できるか」ということです。消費するエネルギーを抑えて省エネ効果を上げたとしても、利用者にとって不快であったり・居づらい環境になってしまうと意味はありません。ときには利用者にも協力を仰ぎつつ、省エネで快適な環境を作り上げましょう。