土地活用で利益を得るための利回りの考え方

土地を活用して利益を得る際に、どれくらい利益が得られるかを判断する基準となるのが「利回り」です。
利回りはどれくらいあると良いのでしょうか?
利回りについて詳しく見ていきましょう。

利回りの考え方や計算方法は?

眠っている土地を活用して利益を上げたいと考えたとき、他人に賃貸して賃料収入で利益を上げることが一般的な方法です。
どれくらい利益が上げられるのかは、利回りがどれくらいなのかによって変わってきます。

利回りとは、土地価格などの支出に対してどれくらいの割合の利益が出るかを計算したものです。
例えば、土地価格が1,000万円、賃料が年間200万円の場合、利回りは200万円÷1,000万円=20%ということになります。

表面利回りと実質利回りの違いは?

このように利回りと一口に言っても、実は利回りの考え方には2通りあります。
「表面利回り」と「実質利回り」と呼ばれるものがそれです。

よくポスティングなどで見かける広告に表示されている利回りは、表面利回りを表示しているものが多いようですが、この数字だけで判断するといざ利益が上がる段になって思ったほど利益が上がらないということにもなりかねません。

表面利回りとは、先ほどの計算式のように単純に土地の年間賃料で土地の価格を割ったものです。
しかし、土地の維持費は売買価格だけではありません。
例えば固定資産税、土地そのものに賃貸物件を建てた場合には物件の火災保険や修繕費など、土地を保有するにあたりいろいろな維持費が発生します。

これらの諸経費をしっかり計算に入れ込んで算出した数値が「実質利回り」です。
表面利回りには諸経費が組み込まれていないため、この2つの利回りの数字は乖離することも多いのです。
まずは実質利回りがどれくらいなのかを把握することが大切です。

利益を得るためには利回りはどれくらいあればいいのか

実質利回りを把握した上で、土地活用において利益を得るためにはどれくらいの利回りがあればいいのでしょうか?
この数値はあくまで目安とはなりますが、6%~8%と言われています。

例えば、1,000万円の土地を活用して利益を出す場合、経費が年間50万円かかるとすれば、利回り7%を保つためには年間利益が約66万円必要ということになります。
利回りから賃料を割り出すこともできますので、実質利回りの数値は押さえておきましょう。

土地活用で利益を得るためには、利回りを把握する必要があります。
利回りには「表面利回り」と「実質利回り」の2種類がありますので、この2つの違いは押さえておきましょう。