2017年04月12日
沼田 順

ソニー銀行で注意すべき事

沼田 順

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ソニー銀行は堅実な銀行だが金利競争は限界局面


ソニー銀行はネット銀行の先駆者的存在であり、現在のネット銀行がここまで広がったのも

ソニー銀行のおかげと言っても過言ではありません。


また、ネット銀行は顧客サービスが行き届かないことが多いですが、ソニー銀行は日経金融機関

満足度ランキングで前回まで1位を獲得するなど、顧客からの支持も得ています。


一方で、ネット銀行では当初独走していた融資ランキングに関しては、ネット銀行の中でそれほど

金利が低くないわりに審査が画一的で厳しいことが嫌気され、伸び悩んでいるのが現状です。


そこでソニー銀行の銀行代理店として、直営の住宅ローンプラザ(東京)やソニー生命などで

対面販売が出来る体制を整えています。


最近の動きを見ると、有人店舗だったメガバンクがネットローンに参入、一方のネット銀行は

有人店舗の拡張と両行のすみ分けが難しくなりつつあります。


銀行代理店となっているソニー生命には要注意


このような動向の中、ソニー銀行の銀行代理店にソニー生命が入っていることに注意する必要が

あります。


ソニー生命はライフプランニングを通して保険を考える、理想としては素晴らしい会社ですが、

これを提案するライフプランナーが保険とともに住宅ローンも販売することになります。


ライフプランニングを考えながら、住宅ローンと保険を提案すること自体は良いのですが、

ライフプランナーにも当然ながら厳しいノルマがあります。


住宅ローンだけを提案してもらうことは難しく、必ず保険のセット販売となることは

想像が付きます。


そうなると金利の低い住宅ローンに入るつもりが、余計な保険にも入っていたということになりかねず、

本末転倒の結果となってしまいます。


ソニー銀行がここまでするのは、結局は金利が低すぎて利ざやがとれず、ソニー生命を抱きかかえなければ

以前ほどの利益が出ないことを物語っています。


また、ライフプランナーが住宅ローンの見直しを迫ってくることも考えられますが、不要であればきっちり

断る勇気も必要です。


以上、ご参考にして頂けますと幸いです。

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