売り手と買い手とのパワーバランス

インクグロウの照井です。本日は、M&Aにおける売り手と買い手のパワーバランスの変化について記載していきたいと思います。

 

一般的に、M&Aにおけるパワーバランスは、売り手と買い手が平等で進めるべきであります。しかしながら、現実は、そのパワーバランスは、タイミングによって変化します。(このパワーバランスを気を使いながら両社にとって良いバランスで進めるのが我々の腕の見せ所でもあります。)

 

ではどのような変化があるのでしょうか。

基本合意書締結までは、売り手優位

基本合意書締結後は、買い手優位と考えるのが一般的です。それは何故か。基本合意書を締結するまでは、買い手に独占交渉権を与える必要がないので、色々な選択肢が取れる分、売り手が優位となります。

一方、基本合意書を締結すると一般的に、買い手との独占交渉権が合意書の中に入れるのが一般的ですので、そこで買い手が優位になりやすいのです。

 

ですので、基本合意書締結までは、練りに練って信頼関係をしっかりと築いた上で締結することが重要です。

 

売り手様にとっては一生に一回のこと、是非慎重に進めてほしいと思います。