買収成功のポイント

 

~案件情報を収集する~

M&A案件は、同じものが2つとない唯一無二のものです。複数の仲介会社が同様の案件を営業している場合もありますが、良い案件は往々にして1社のみで営業を行い、すぐ契約に至ってしまいます。そのため、日頃から仲介会社と接点を持ち、情報収集ルートを作ることが重要です。

複数の仲介会社に『どのような案件を』、『どのような理由で探しているか』を事前に伝え、希望案件の情報が入った時に紹介してもらえる関係を作ることが重要です。

 

~スピードを持って意思決定する~

希望の案件情報が入ったら、自社の戦略に合うものか見極め、素早く意思決定することが重要です。前述の通り、M&A案件は常に唯一無二です。もし、見逃せば希望の案件は二度と手に入らないかもしれません。また、良い案件程競争が激しく、複数の会社が買収に名乗りをあげやすくなります。

 

他社が素早く意思決定し、売り手企業と意気投合してしまうと、検討したくても出来なくなってしまいます。

 

自社のメリット、リスクを見極め、素早く意思決定することが重要です。

 

~リスクを完全に消すことはできないと腹をくくる~

買収には必ずリスクがつきまといます。

将来事業が計画通り進むかなど誰にも保障できず、どんなに周到に調査してもリスクは必ず残ります。重要なことは、リスクを確り把握した上で、そのリスクが自社で負えるものか、本質的で重要なものなのかを見極めることです。

M&Aを通じて実現したいことは何か、それは案件を通じて実現できるのか、を軸に判断した上で、リスクを見極め、契約内容によってリスクを軽減したり、自社で負えないリスクであれば取り組まない意思決定をしたりすることが必要です。

 

~相手企業を尊重する~

『相手企業を尊重すること』が買収企業にとっては非常に重要です。

買収側になると、如何にも「買ってやる」といった態度で、配慮を欠いた行動をする方がいます。しかし、そのような態度では決してM&Aはうまく行かず、価値ある会社を手に入れられないという、自社にとってもマイナスの結果になります。

 

売却企業はあくまでパートナーです。

相手を尊重し、信頼関係を築くことが結果的に互いにとってメリットあるM&Aにつながります。

 

~買収の心得5か条~

・買収目的を明確にすべし!

⇒目的が明確でない買収に成功はない。買収を通して自社が何を実現したいのか明確にすべし!

 

・売り手企業を尊重せよ!

⇒敬意を払って相手に接しないと、それが理由で破談することもある。売り手企業はパートナーと肝に銘じ、尊重せよ!

 

・スピードを持って意思決定すべし!

⇒M&A案件は常に唯一無二。見逃せば希望案件は二度と来ないかもしれない。自社の戦略に合うかを軸にスピードを持って決断せよ!

 

・リスクを完全に消すことはできないと腹をくくるべし!

⇒買収には必ずリスクがつきまとう。リスクを確り把握し、自社で負えるものか、本質的で重要なものなのか見極めよ!

 

・買収成立がスタートであると肝に銘ずべし!

⇒買収成立はスタートにすぎない。成立後、当初の目的を果たすために、買収してからが勝負であると心得よ!