農地(田んぼ・畑)の有効な土地活用方法とは

田んぼや畑などの有効な土地活用の方法としていろいろな施策が行われていますが、その方法にもそれぞれメリット、デメリットがあります。
どんな土地活用の方法があり、それらの問題点や良いところはどこにあるのかを説明していきます。

使用していない農地をそのまま(遊休地)にしておくデメリット

高齢化や離農する人の増加によって、田んぼや畑が耕作することもなく遊休地になっている例がたくさん出てきています。
田んぼや畑は一度も耕作を行わないと、元のように作物ができる状態に戻すために5年間かかるといわれています。

日本各地の自治体では耕作放棄地が出てこないように、有効な土地活用の施策を行い耕作放棄地の増大に歯止めをかけようと努力をしていますが、農地が耕作放棄される例は年々増加しています。

農地は耕作をしないとすぐに雑草が生い茂ってきます。
この雑草が絶好の害虫の住処になってしまいます。

耕作放棄がしてある農地の周辺で、耕作をしている土地がある時は害虫の被害が多くなることもあります。
また、冬場になって雑草が枯れた時に、天候が乾燥状態の場合たばこの投げ捨てなどが原因で、火災が発生してしまうこともあります。

農地(田んぼ・畑)を有効に活用するための土地活用

個人で耕作を行うことが困難になった時に、その集落で集団的に営農を行って農業を行っていくという方法があります。
集落営農を行うと自治体や国からその面積に応じて助成金が交付されることになります。
その助成金を利用して大型の機械を導入して、農業を存続させることも可能です。

また、有効な土地活用の方法として、田んぼや畑を埋め立てて宅地にしてしまうという方法もあります。
田んぼや畑を埋め立て、そこにアパートやマンションを建て、貸主とてしてこれらの経営を行っている人たちもいます。

他にも、積極的に農業を行っている人に、農地を貸し出して毎年農地の賃料を得ている人たちもいます。

いずれにしても、これらの方法は利点もありますし不便なところもあります。

それぞれの方法のメリットやデメリットは?

集落営農の良いところは、農業の規模を拡大して大きな利益を出すことができるという点がメリットです。
現在は集落営農を行うところには助成金が多く入ってきますから、このお金と農業で得た利益とで、規模を大きくしていくことが可能です。
ただし、大規模化するには多くの人手を必要としますので、それらの人材の確保をすることが問題点になってきます。

農地を宅地化して土地活用する方法は、安定的に収入が得られるというメリットがありますが、農地を勝手に農地以外の目的で使用することはできません。
宅地にするためには、様々な届出が必要となり、農業基本法により容易に農地を宅地にすることは禁止されています。
宅地化するために申請を行って、国の許可が下りるまでに何年もかかってしまうのがデメリットです。

農地として他の人に貸し出す方法は、自分で貸し出す人を見つけなければならないというのがデメリットと言えるでしょう。