賃貸併用住宅の賢い建て方

賃貸併用住宅オーナーへの第一歩は土地選びから始まります。
賃貸ニーズの重要性を見きわめ、失敗のない価値ある賃貸住宅を建てましょう。

土地取得型の建設手順

賃貸併用住宅には、すでに土地や家を所有しており新たに賃貸併用住宅を建てたり、リフォームするケースと、土地を探して賃貸併用住宅を建てる土地取得型のケースがあります。
今回は土地取得型の建設までの流れをおおまかにみていきましょう。

1.おおよその予算や建てたい土地をしぼる
2.いくつかの建築会社に相談する
3.土地のリサーチ開始
4.見積もりやプランの作成
5.契約成立後、施工開始
となります。

土地探しは手間も費用もかかりますが、賃貸需要の見込める立地を選べるうえに、建物のプランを一から練ることができます。
いくつかの建設会社に相談し、アドバイスや立案に信頼性のある会社を選ぶことも、賃貸併用住宅を建てるうえで失敗しないポイントになります。

プロのアドバイスのもと、長期にわたり賃貸需要の見込める土地選びこそが、安定した家賃収入につながります。

賃貸ニーズと入居率の高さ

賃貸併用住宅が成功するかしないかは、立地条件で決まるといっても過言ではありません。
例えば「駅から徒歩●分」など駅に近いことは入居者にとって大変魅力的です。

また、その地域の賃貸ニーズをいかに把握できるか、どんな機能や設備を備えた賃貸物件が人気なのか、それらに見合った住宅を提供できるかも重要になります。
こうしたデータを調べることで賃貸併用住宅のイメージが具体的に持てるため、ベストな設計プランが立てられます。

また、築年数が経過しても入居率が高い賃貸物件には、必ず付加価値がついています。
ひとり暮らしでも安心なセキュリティ、耐震構造であること、また近年ではペットと一緒に住めること、デザイン性のある間取りや収納も重要視されています。
「安全安心」や「住みやすさ」を配慮した家は、物件価値をさげることがないのです。

建設に向けての注意点

賃貸併用住宅の場合、オーナーの住居スペースと賃貸スペースの住み分けを明確にすることが不可欠です。
プライバシーを守れる玄関の場所、窓の設置、2階以上ならベランダの位置にも十分配慮し、防音効果の高い構造にするなど、オーナーも入居者も互いにストレスを感じずに暮らせる家づくりが大前提になります。

プライバシーを守る設計については、経験豊富な設計者や施工業者に相談しアドバイスを受けることをおすすめします。

賃貸併用住宅の建築会社(工務店・ハウスメーカー)の選び方」参照

賃貸併用住宅はマイホームであると同時に賃貸経営という事業でもあります。
安定した家賃収入を目指す物件を建てるには、プロのアドバイスが欠かせないということも念頭に置いておきましょう。